個人的に外構は注文住宅の中で一番の注意点だと思います。
わたしはもう家がほぼできてから初めて知る事実がありました。
みなさんが取り返しのつかないことにならないように、今だから思える注意点と対策を書いてみます。
この記事の内容
- 外構打ち合わせの要注意
- 庭ありの場合は特に要注意
- 水道工事の要注意
- (まとめ)外構で考えておくべきこと
外構打ち合わせの要注意
ハウスメーカーで家づくりをする場合、外構の打ち合わせは最後の最後になることが多いと思います。
建物をおしゃれに素敵に計画できた場合は、外構にもある程度お金かけたほうが良いと思います。
ここでケチるとかなり残念なことになってしまうはずですので注意が必要です。
外構の打ち合わせは回数予定されているでしょうか?
2回ぐらいじゃないですか?多くないはずです。
ある程度お金をかけたほうが良いのに、2~3回程度の打ち合わせで全然わからない外構を決めきるって難しいですよね。
わたしの場合は図面が確定する前からハウスメーカーの営業さんに外構の打ち合わせを何度かお願いしたものの、あまり具体的には進めることができず、ずっとよくわからないままでした。
この状態も注意してください。
それまでの建物の多くの決め事や打ち合わせ、住宅ローンなどにパワーを使い果たしてしまったところに外構の打ち合わせが待っています。
建物とは全然別ものなので、また新たに外構の知識を付けたり、イメージを膨らます必要があります。
この頃には着工のスケジュールも近づき、ここで遅れたら全体が遅れてしまうと考えて「よくわからないからこんな感じで良いかな」ぐらいで進めてしまいそうになります。
そうならないように注意してください。
庭ありの場合は特に要注意
量水器や汚水栓の位置。
水道検針の際に、家の敷地に入らずに確認できる位置という理由で量水器を設置されました。なんと庭のど真ん中に。まだ外構工事中だったのですぐハウスメーカーの営業さんに電話を入れました。
目隠しもほぼないオープン外構の予定なのに、庭のど真ん中にものすごい存在感の量水器があることを見た時は、最後の最後に最大の落とし穴があったと、絶望で目の前が真っ暗になりました。
これは施主に相談せずに外構業者さんと水道業者さんで位置を決めてしまったとのことで、結果的には量水器の位置はずらしてもらいましたが、これが直せない位置だったらと思うとゾッとします。
植木屋の友人も自宅の水道工事ではトラブルがあったようで、外構の水道工事関連は揉める事がそこそこあるようです。
庭を造る計画なのでこの位置は避けてくださいと依頼していても、庭の真ん中にパイプを通していたり、庭の土を掘ったら20~30cmでスコップにパイプが当たったりと、依頼と違う設置をしてしまうことがあるようなので、工事の段階で視察に行っておくことをおすすめします。
水道工事の要注意
最近では量水器の設置位置が、道路から数m以内と距離が決められていたりするらしいので要注意です。
今回のわたしのパターンでは以前建っていた家の水栓があった場所だからと排水は同じところで計画をすることになったそうなのですが、そんなことはこれまで一度も聞いていませんでした。
その結果、オープン外構の予定なのに庭と人工芝のエリアに量水器や汚水栓の丸いふたが並んでしまうことになりました。
外構計画より全然前の段階、土地のどこに何を配置するかの段階でこの量水器や汚水栓のことを知っていたら庭とは関係ない駐車場の辺りにずらせたのになぁと、少し後悔しています。
(まとめ)外構で考えておくべきこと
ハウスメーカー以外にも相談してみる
外構専門の2社にプランの提案と御見積を依頼しました。その外構専門会社が良ければ依頼をしても良いかなと考えてのことでした。
結果としてときめく提案ではなかったのと、見積りに関してもハウスメーカーと専門2社とほぼ同じ金額でした。
ハウスメーカーの営業にもその話をしたので、より具体的なプランを練れたのと費用面でも当初よりも抑えることができました。
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